「円背-頭部前方変位姿勢:現代人が抱えるスマホ病、一緒に改善しませんか?」
- 和輝 内倉
- 2023年7月15日
- 読了時間: 2分
こんにちは!
今日は現代人にとって身近な問題、"円背-頭部前方変位姿勢"についてお話ししたいと思います。
聞きなれないこの言葉、実はこの姿勢が現代人に最も多い不良姿勢の1つなのです。
それは股関節中央(大転子)が正しい位置にありながらも、耳たぶ(乳様突起)や肩の真ん中(肩峰)が前に出てしまう状態を指します。
これが何を意味するのかと言うと、この姿勢が続くと肩こりや頭痛の主な原因となるのです。
この姿勢の原因は何かといいますと、スマートフォンやパソコンの普及が大きな要因です。顔を前に出し、背中が丸まる姿勢をとることが増えてしまったのです。
これにより、肩甲骨や頸部の可動性が制限され、肩こりや頭痛を引き起こしやすくなるのです。
でも安心してください、具体的な改善方法があります!
まずは、鎖骨を開き、顎を引いて、耳たぶと肩の真ん中が地面に対して垂直なラインにくる姿勢を意識してみてください。
そして、体の可動性を高めるためには、顎下(椎前筋群や舌骨筋群)のトレーニングや、上背部(僧帽筋中部、僧帽筋下部、脊柱起立筋)のトレーニングが必要です。
これにより筋肉のバランスを整え、体の可動性を高めることが可能です。
とは言え、新しい姿勢を習慣化することは容易ではありません。
しかし、継続することで肩こりや頭痛から解放される可能性が高まります。
身体は私たちが一番よく知っているものです。
あなた自身が感じる不快感や痛みに敏感になり、それを解消するためのステップを踏んでいきましょう。
それでは、あなたの健康生活を心から応援しています!
次回も新たな視点で考える健康ライフをお届けします。お楽しみに!