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執筆者の写真和輝 内倉

ダイエットにおける罠:乳製品とその注意点

更新日:2023年7月4日

前回、ダイエットの成功の鍵は摂取カロリーを適度に抑えることと、そのための食事の工夫について解説しました。今回は、特定の食品群、特に「乳製品」について深掘りしていきます。


ダイエット中の乳製品摂取、その落とし穴


皆さん、ダイエット中に乳製品をどれくらい摂取していますか? チーズ、バター、ヨーグルト、牛乳など乳製品は私たちの日常的な食事に欠かせないものですよね。


しかしここで一つ、重要なポイントを覚えておきましょう。「ダイエットの際に乳製品の摂りすぎは、脂質と糖質の過剰摂取に繋がりやすい」のです。


乳製品の摂取は1日1個まで


そのため、ダイエット中の乳製品の摂取は「1日1個まで」と心掛けるのが一つの手段です。



乳製品の糖質と脂質、その秘密


なぜなら、乳製品には糖質と脂質が多く含まれているため、気をつけないと摂取カロリーが思った以上に増えてしまいます。


乳製品の具体例:ヨーグルトと牛乳


例えば、無糖のヨーグルトを小茶碗1杯で考えてみましょう。これだけで脂質量が約4グラムも含まれています。これを1日2回食べてしまうと、唐揚げ3個程度の脂質量と同じになってしまいます。


また、普通の牛乳でもマグカップ半分で脂質量が約5g含まれています。これは意外と高い値ですよね。


それに、無脂肪ヨーグルトも油断は禁物です。小茶碗1杯で糖質量が約14グラムもあります。これは食パン六枚切りの半分程度の糖質量と同じです。


ダイエット中は乳製品に注意


乳製品はカルシウムやビタミンDなど、体にとって重要な栄養素を多く含含んでいるため、全く摂らないというのはあまり推奨できません。ですが、その一方で脂質や糖質も多いため、適量を守ることが大切です。


では、どうすれば乳製品の摂りすぎを防げるのでしょうか? その答えは、選び方と食べ方にあります。


乳製品の選び方


まずは低脂肪、無脂肪の乳製品を選ぶことがポイントです。脂質を控えることができますが、一方で糖質が気になる場合もありますね。


例えば、ヨーグルトは一部の無糖タイプ以外は糖質が多いものもありますので、購入する際には必ず裏面の栄養成分表示を確認しましょう。


乳製品の食べ方


そして食べ方ですが、1日に摂取する乳製品を1つに絞るのも一つの方法です。例えば、朝食でヨーグルトを食べるなら、その日の他の食事で乳製品を控える、というようにします。


最後に


乳製品に限らず、どの食品も適量とバランスが大切です。ダイエットの成功のためには、栄養素のバランスを考えながら、適度に摂取することが大切です。



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