「72歳でも、鍛えたらできる」 手術後から再びゴルフへ。H様が取り戻した“できること”
- 和輝 内倉

- 10 時間前
- 読了時間: 9分
今回ご紹介するのは、REALに通われている72歳・女性のH様です。
現在のH様は、トレーニングを継続しながらゴルフを楽しみ、トレッドミルでは時速7.1kmで約5分間走れるまでになっています。
レッグプレスではご自身の体重より重い重量を複数回動かし、以前は娘さんにお願いしていた約20kgの水の移動もできるようになりました。
さらに、ゴルフではベストスコア85を記録。
これは、手術前よりも良いベストスコアです。
しかし、H様が最初からここまで動けていたわけではありません。
2024年1月に脊柱管狭窄症の手術を受け、同年4月からジムでのトレーニングを開始。
当時は、
「前屈ができない」
「片足立ちができない」
「立ったまま靴下を履けない」
「下にある物を取れない」
そして、大好きだったゴルフもできない状態でした。
そこから少しずつトレーニングを積み重ねてきたH様。
その原動力となったのは、とてもシンプルで強い目標でした。
「絶対にゴルフを始める」
今回は、そんなH様がどのようにトレーニングを続け、どんな変化を感じてきたのかをご紹介します。

① Before|手術後、「できないこと」が増えていた
H様がトレーニングを本格的に頑張るきっかけとなったのは、脊柱管狭窄症の手術でした。
2024年1月に手術を受け、4月からジムでのトレーニングを開始しました。
当時の生活では、今まで当たり前にできていた動作にも難しさを感じていました。
前屈ができない。
片足で立つことができない。
立った状態で靴下を履くことができない。
床にある物を取ることも難しい。
こうした動きは、一つひとつを見れば小さなことのように思えるかもしれません。
しかし、日常生活の中では何度も必要になる動作です。
そしてH様にとって、もう一つ大きかったのが、
「ゴルフができない」
ということでした。
ゴルフを再び楽しみたい。
その思いが、H様がトレーニングを続ける大きな原動力になります。
② Action|「絶対にゴルフを始める」を目標に
H様がトレーニングを続ける中で行ってきたことの一つが、REALで定期的にトレーニング指導を受けることでした。
そして、指導された内容を真面目に実践。
1時間のトレーニングを積み重ねてきました。
特別な近道があったわけではありません。
H様が大切にしてきたのは、教わったことを一つずつ実践し、続けていくことでした。
そして、モチベーションになったのが、
「ゴルフを絶対始める」
という目標です。
「健康のために運動しないといけない」
という漠然としたものではなく、
「もう一度ゴルフをする」
というH様自身が本当にやりたいことが、トレーニングを続ける理由になっていました。
トレーニングは、頑張ること自体が目的ではありません。
その先にある、
「またやりたいことができるようになる」
「行きたいところへ行ける」
「自分のことを自分でできる」
そんな生活につなげていくことが大切だと、私たちは考えています。
H様の取り組みは、まさにそれを体現するものでした。
③ After|72歳。走れる身体へ
トレーニングを継続したH様には、さまざまな変化が現れました。
その一つが体力の向上です。
現在はトレッドミルで、
時速7.1kmで約5分間走る
ことができるようになりました。
手術後、前屈や片足立ちにも難しさを感じていたところから、今では「走る」という動作までできるようになっています。
H様自身から出てきたのが、
「72歳も鍛えたらできるんだ」
という言葉でした。
年齢だけで「もう無理だ」と決めるのではなく、今の自分にできることから少しずつ取り組んでいく。
その積み重ねによって、自分自身の可能性を感じられるようになったことも、H様にとって大きな変化だったのではないかと思います。
日常生活でも「自分でできる」が増えた
トレーニングの成果は、ジムの中だけではありません。
H様は現在、約20kgの水を移動できるようになりました。
以前は娘さんにお願いしていた作業です。
トレーニングで何kgを持てるようになったか。
何回できるようになったか。
もちろん、それも成長を確認する大切な指標です。
しかし、それ以上に大切なのは、
「その筋力が生活の中でどう役立っているのか」
だとREALでは考えています。
これまで誰かにお願いしていたことを、自分でできるようになる。
床の物を取る。
立った状態で身体をコントロールする。
荷物を動かす。
歩く。
走る。
こうした一つひとつの「できる」が増えることは、これから先も自分らしい生活を続けていくための大きな力になります。
レッグプレスでも、現在のH様はご自身の体重より重い重量を複数回動かせるようになっています。
72歳だから軽い運動だけをするのではなく、その方の状態に合わせながら、必要な筋力を少しずつ身につけていく。
H様はその積み重ねを続けてきました。
そして、目標だったゴルフへ
H様がトレーニングを頑張る大きな理由だったゴルフ。
現在は再びゴルフを楽しめるようになっています。
それだけではありません。
なんと、
ベストスコア「85」
を記録しました。
しかも、これは手術前よりも良いベストスコアです。
さらに、ツーオンもできるようになりました。
「手術前の状態に戻る」だけではなく、その先の結果まで出すことができたH様。
もちろん、ゴルフのスコアには技術や当日のコンディションなどさまざまな要素が関係するため、トレーニングだけが理由だとは言えません。
それでも、
「ゴルフを絶対始める」
という目標を持ってトレーニングを続け、実際にコースへ戻り、手術前の自己ベストを更新できたこと。
これはH様自身の継続した努力によって生まれた、とても素晴らしい結果だと思います。
お孫さんとの4泊5日の旅行へ
もう一つ、私たちがとても嬉しく感じた変化があります。
H様は、お孫さんと4泊5日の旅行にも行くことができました。
トレーニングの成果というと、
「体重が何kg減った」
「筋肉量が何kg増えた」
「何kg持ち上げられた」
といった数字に注目しがちです。
もちろん数字も大切です。
ですが、身体づくりの本当の価値は、その先の生活にあるのではないでしょうか。
ゴルフを楽しめる。
家族と旅行に行ける。
自分で重い物を動かせる。
そして、これからも仕事を続けられる身体を目指す。
H様の変化を見ていると、トレーニングとは単に筋肉をつけるためだけのものではなく、
「これからも自分のやりたいことを続けるための身体づくり」
なのだと改めて感じさせられます。
ご家族からも「すごい!」
H様の変化を見ていたご家族からも嬉しい反応がありました。
娘さんやお婿さんからも褒めてもらえるようになり、
「走れるようになった」
と伝えた際には、
「すごい!」
と言ってもらえたそうです。
自分自身で身体の変化を感じることはもちろん嬉しいものです。
それに加えて、一番近くで見ている家族から変化を認めてもらえることも、大きな自信になると思います。
以前は娘さんにお願いしていたことが自分でできるようになり、今では「走れるようになった」と報告できる。
H様が積み重ねてきた時間が、少しずつ日常生活の変化として表れています。
④ Message|「少しずつしていくと元気になる」
これからトレーニングを始めようとしている方。
今トレーニングを頑張っているけれど、なかなか変化を感じられない方。
そんな皆さんに向けて、H様からメッセージをいただきました。
「少しずつしていくと元気になる。あきらめずに続けること。」
H様自身が、まさに「少しずつ」を積み重ねてきました。
最初から走れたわけではありません。
最初から重い重量を扱えたわけでもありません。
手術後には、前屈や片足立ち、靴下を履くといった日常動作にも難しさがありました。
そこからトレーニングを続け、
走れるようになり、
約20kgの水を動かせるようになり、
お孫さんとの旅行を楽しみ、
そして、大好きなゴルフでは手術前を上回るベストスコアを記録しました。
だからこそ、
「あきらめずに続けること」
という言葉には重みがあります。
⑤ これからの目標|85歳までゴルフと仕事を続けたい
そんなH様に、これからの目標も伺いました。
答えは、
「85歳までゴルフと仕事をする」
でした。
現在72歳。
目標は、ここで終わりではありません。
これからもゴルフを楽しむ。
これからも仕事をする。
そのために身体をつくり続けていく。
H様の目標をREALも一緒に応援していきたいと思います。
「何歳だから何ができる・できない」ではなく、
自分はこれから何を続けていきたいのか。
そのために必要な身体を少しずつ準備していく。
H様の次の目標に向けた身体づくりは、これからも続きます。

⑥ トレーナーから|72歳でも筋力トレーニングをする意味
今回のH様の取り組みを通して、REALからお伝えしたいことがあります。
それは、
「年齢だけを理由に、筋力トレーニングを諦める必要はない」
ということです。
年齢を重ねるにつれて、筋力や身体機能は低下しやすくなります。
だからこそ、その方の体力や既往歴、現在の身体の状態に合わせながら、適切に身体を動かし、筋力を維持・向上させていくことには意味があります。
ただし、今回のH様は脊柱管狭窄症の手術を経験されています。
同じ病名や同じ年代だからといって、全員が同じトレーニングをすればよいわけではありません。
手術後の経過や症状、医師からの指示、現在の身体機能などによって、適切な運動内容は変わります。
大切なのは、
「72歳だからこれくらい」ではなく、「今のこの人には何が必要なのか」を考えること。
そして、無理のないところから少しずつ積み重ねていくことです。
H様も、定期的にトレーニング指導を受け、そこで指導された内容を真面目に実践してきました。
その積み重ねが現在につながっています。
そして私たちが何より素晴らしいと思うのは、H様の成果がジムの中だけで終わっていないことです。
走れるようになった。
以前は娘さんにお願いしていた約20kgの水を、自分で動かせるようになった。
お孫さんと4泊5日の旅行に行けた。
大好きなゴルフに復帰し、ベスト85を出せた。
トレーニングは、重いものを持つことそのものがゴールではありません。
REALが目指しているのは、その先にある、
「やりたいことを、やり続けられる身体づくり」
です。
H様の次の目標は、85歳までゴルフと仕事を続けること。
72歳の現在から考えると、まだまだ長い挑戦です。
これから良い時期もあれば、思うように身体が動かない時期もあるかもしれません。
それでもH様が教えてくださった、
「少しずつしていくと元気になる。あきらめずに続けること。」
この言葉を大切にしながら、これからも一緒に身体づくりを続けていきたいと思います。
H様、本当に素晴らしい成果です。
そして、これから目指す「85歳までゴルフと仕事をする」という目標も、REALスタッフ一同応援しています。
72歳でも、鍛えたらできる。
H様自身が感じたこの言葉が、これから運動を始めようとしている誰かの一歩につながれば嬉しく思います。


